毎年10月には3週間、伊豆白浜の山間にある「ヴィラ白浜」に部屋を借りて、
“シーズン移住”
を楽しんでいます。
部屋からサンライズを味わって、波チェックをしつつPCで仕事を進め、潮回りの良い時間は波に乗って、凪の時には釣りをして、また地元のご縁で商談したり…と、時間のメリハリをバランスとりつつ、楽しくローカルライフを満喫です。
伊豆での暮らしでは、極力食材は買わずに
“自然の恵みを頂く”
を目指しています。
釣りを中心とした自給率の高めの生活ですね♪
ボートで沖に出れば、大物が掛かることもしばしばで、そうなると、向こう数日の食材は安泰です(笑
魚って、「新鮮=旨い」がどうも誤解されていて、
「釣りたての魚が一番旨いんでしょ!?」
という人が結構いるけど、これは間違いです。
「鮮度を保てるように下処理して、寝かせて熟成させた魚が旨い」
これが正解です♪
だから釣れたその日は、刺身で食べずに、まだ身が硬いので歯ごたえ食感を楽しみながら、西洋風薄造りの「カルパッチョ」にして味付けをして食べると美味しく頂けます♪
伊豆は魚種が豊富で、沖に出なくても岸辺りで
イロイロな魚が釣れてくれる
ので、食材に飽きることもありません♪
魚が沢山釣れたら、ステイしているヴィラのオーナーにもおすそ分け。そうすると、畑や庭で採れた野菜やフルーツを頂いたりします。
物々交換ですね(笑
自然の恵みで、都会では味わえない生活の営みができるのも、シーズン移住の魅力です♪
自給率高めの生活を目指すようになって、
「食材を大切にする」
という本来当たり前のことを意識するようになりました。
獲物の魚を、なるべく全ての部位を遣いきるように、内臓はゴミ箱に捨てずに、“カゴ”に入れて、桟橋に仕掛けておきます。
すると、ワタリガニが獲れたりします。そのワタリガニは、食べても美味しいし、活き餌としてそのまま掛けておくと、タコが掛かったりします。
本来捨てる部位の魚の内臓がカニに化けて、タコに化ける。
ワラシベ長者スタイルですな!(笑笑
「食べる分だけ釣る」ということも大切で、冷蔵庫や保存食のストックをみながら、釣りに出かけることもしばしばです。
沖でボウズった(※魚が釣れないこと)時は、桟橋で小カサゴを釣って回るリスクヘッジが出来ます。
桟橋の2本目の柱~3本目に巣がある、、という感じで、カサゴが釣れる場所を覚えておけば、安定的に自然の恵みが手に入る、というわけです。
そして、一度釣ると、その巣には次の住人が入るまでは無人ならぬ無魚になるので、だから自分はカサゴは“非常食”の位置づけで、食材が手に入らない時の調達手段としています。
小一時間粘れば、これくらいの獲物はかき集められます♪
釣れた魚を美味しく頂くために、料理もイロイロとトライして覚えました!
なかでもブイヤベースは、手っ取り早く意外と簡単に作れるご馳走です♪
サフランを多めに使うのが味付けのポイント!
スープは全部飲まずに残しておけば、翌日のランチが豪華なスープパスタを楽しめます♪
こうして記事を書いていたら、釣りがしたくなってきたっ!!(笑