(出典:http://www.moaart.or.jp/about_moa/facility/mua/)
伊豆・熱海の高台にある「MOA美術館」は、国宝や重要文化財など多くの日本の美術品を所蔵する熱海を代表する美術館。
2017年2月にリニューアルオープンし、現代的な空間に生まれ変わりました。7万坪の広大な敷地に建てられ、館内のメインロビーやムア広場から、伊豆大島や初島など熱海の海を一望する最高のロケーション。
本格ビストロやスイーツが楽しめるカフェレストランを完備し、敷地内には新緑や紅葉など四季折々の自然を楽しめる日本庭園もあります。
伊豆の観光旅行に魅力的なスポット、MOA美術館の楽しみ方をご紹介します。
3つの国宝と60点以上の重要文化財
(出典:https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2688/)
MOA美術館には尾形光琳作の最高傑作『紅白梅図屏風』、野々村仁清作『色絵藤花文茶壺』、手鏡『翰墨城』の国宝3点と、60点以上の重要文化財が収蔵されています。
特に2月の梅の時期に限定公開される『紅白梅図屏風』は、毎年訪れるファンが多く、大勢の伊豆観光旅行客を惹きつける作品です。
他に古墳時代の『三神三獣鏡』、鎌倉時代の『阿弥陀如来立像』、江戸時代の『硯箱』など日本を代表する美術品を鑑賞することができます。
展示スペースは世界的な現代美術作家と建築家が主宰する新素材研究所が設計を手がけ、屋久杉や黒漆喰、畳など日本の伝統的な建築素材を使用し、作品の美しさが活きる現代的な空間を生み出しています。
円形ドームのこだわりの万華鏡
(出典:http://www.moaart.or.jp/about_moa/facility/hall/)
ロビーエリアに通じるドアやメインロビーのベンチなど、いたるところに建築のこだわりが感じられる館内で、ひときわ観光旅行客の目を引くのが巨大ドーム型の円形ホール。
直径約20m、高さ10mの円形ドーム一面にプロジェクションマッピングされた日本最大の万華鏡は、世界最大の万華鏡フェスティバルでグランプリを獲得した依田満・百合子夫妻の作品です。
イタリア産の大理石を使用した壁は、石の模様が連続するように組み合わされています。
床に使用されている10種類の大理石はイタリア、ポルトガル、インドなど6ヶ国から集め、美しい幾何学模様を成しています。
アート鑑賞後はカフェ&ビストロ
(出典:https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2688/)
一級のアートを鑑賞した後はカフェでゆったりして、グルメを堪能しましょう!
「the café」では世界で0.5%しか流通していない、有機JAS認定豆で淹れたスペシャルティコーヒーを味わえます。
同じフロアにある「カフェレストラン オー ミラドー」は西麻布でビストロブームを巻き起こした、フレンチレストランのオーナーシェフが手がけます。
入口はカフェスタイルで自家製ドリンクやデザートを楽しみ、窓辺のレストランスペースは自然農法ファームの食材を使用した、からだに優しく美味しいフレンチを堪能。伊豆の観光旅行らしいリゾート気分を満喫できますよ♪
「茶の庭」で日本庭園の美しさに触れる
(出典:http://www.moaart.or.jp/about_moa/seasons/autumn/)
カフェレストランを出て1~2分歩くと、「茶の庭」と名付けられた日本庭園の入口があります。
創立者は美術だけでなく、自然の景観や食事、お茶が楽しめる美術館にしたいと考え、美しい植栽の日本庭園が作られました。
四季折々の風情が楽しめますが、伊豆の観光旅行でおすすめするなら紅葉のシーズンです。
色鮮やかな紅葉はまさに自然の芸術。庭園内には復元した尾形光琳の屋敷があり、室内では茶の湯やいけばな、着付け体験ができます。
日本人だけでなく外国人の観光旅行客にも人気で、茶室では和菓子と抹茶セットの和スイーツが楽しめます。
【MOA美術館】
住所 静岡県熱海市桃山町26-2
観覧料 一般:1,600円(前売り1,300円)高大生:1,000円(前売り700円)
中学生以下無料 シニア割引:1,400円 障害者割引:800円
開館時間 9:30~16:30(最終入館は16:00)休館日 木曜日(祝休日は開館)
お問い合わせ 0557-84-2511(代表)
オフィシャルサイト: